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第239回IRサークル(会場参加 グループ・ディスカッション)
株主総会シーズンを終えて―『企業支配権市場』におけるIR担当者の心構え
2025年9月2日(火)に、第239回IRサークルを開催いたします。
今回は、「株主総会シーズンを終えて―企業支配権市場におけるIR担当者の心構え(仮)」をテーマに、QuestHub 代表取締役社長CEO 大熊将八様による講演の後、後半はグループ・ディスカッション(1グループ5-6名規模)で構成いたします。
今年6月総会では、株主提案114社・399議案(三井住友信託銀行調べ)、うち7社で可決(三菱UFJ信託銀行調べ)といずれも過去最高という報道がありました。2014年の金融庁・東証によるスチュワードシップ、翌年のコーポレートガバナンスの両コード公表とその後の改訂から、経産省「企業買収における行動指針」、さらには東証の市場区分再編と資本コストと株価を意識した経営要請など、ガバナンス改革を起点とする一連の資本市場改革と、それと呼応するかのような、アクティビストをはじめとした内外機関投資家の活動の活発化は、これまで顕在化することはまれであったが本来備えている機能でもある、市場原理によって支配権の売買が行われる「企業支配権市場」の確立を目の当たりにさせることになりました。
そんな中、あらゆるステークホルダーに目配りをしながら、投資家の納得感のある成長投資や株主還元を行いながら企業価値向上へ取り組む経営こそが、持続可能な成長のための武器であり、備えとなります。企業の最前線で、投資家・株主との双方向の対話を行い、その取り組みについての理解や信頼感を醸成しながら、時には彼らの提案や知見を社内へ取り込むきっかけをつくるIR担当の役割は、ますます重要になります。
今回の講演とディスカッションが、今後の業務の一助になれば幸いです。奮ってご参加賜りますようお願い申し上げます。
ご留意事項
◉ 出席者はIR実務担当者の方のみとさせていただきます。
◉ 各社1名様の参加でお願いします。(定員に達しない場合はその限りではありません)
◉ ディスカッションの活発化を図るために、グループ内で共有できる簡単なメモ書きをご持参ください。
仕 様: A4サイズ1枚程度、7部印刷 ※1部は受付に提出してください。
※当日正午までにご提出いただけましたら、事務局にて印刷して会場に持ち込みます。
内容案: 例)機関投資家・株主との対話(議決権行使、株主提案、アクティビスト対応など)について、
IR担当(部署)としての課題と取り組みなど(実施予定、ありたい姿なども)。
開催概要
◉テーマ:「株主総会シーズンを終えて―企業支配権市場におけるIR担当者の心構え」
◉日 時: 2025年9月2日(火) 15:00~17:00
◉会 場: 日本工業倶楽部会館 3階大ホール
東京都千代田区丸の内1-4-6 http://www.kogyoclub.or.jp/access.html
◉定 員: 30名(ご参加いただける方には参加承認メールをお送りします)
◉プログラム:
15:00-16:00
「株主総会シーズンを終えて―『企業支配権市場』におけるIR担当者の心構え(仮)」
大熊 将八 氏(株式会社QuestHub 代表取締役社長CEO)
16:00-17:00
グループ・ディスカッション(1グループ5-6名程度)
◉申込締切: 8月26日(火) 17:00
講師プロフィール
大熊 将八 (おおくま・しょうや)氏
株式会社QuestHub 代表取締役社長CEO
東京大学経済学部卒業。大学在学時よりコーポレートガバナンスや企業不正・不祥事をテーマに『現代ビジネス』等でジャーナリスト活動を行った後、日本テレビ放送網、3Dインベストメントパートナーズ勤務を経てQuestHubを共同創業。プロキシー案件全般、リスク・コミュニケーションなどを手掛ける。ロイター通信、ダイヤモンド・オンライン、NewsPicks等でコーポレートガバナンスに関する発信多数。ESGアクティビズムや株主アクティビズムに関する講演多数。
★近著『アクティビストと企業支配権市場―日本企業に変革と再編を迫るマーケットの猛威』(金融財政事情研究会, 2024/11)
