第233回IRサークル(会場参加 グループ・ディスカッション)

対話のツールとしての統合報告書

2024年12月4日(水)、第233回IRサークルを開催いたします。
今回は、少人数(1グループ5-6名規模)のグループ・ディスカッションと講演(座談会形式)を組み合わせたプログラムとして開催いたします。

さて、投資家との対話において、ビジネスモデルの優位性や中長期の成長戦略、マテリアリティの特定からリスクと機会の認識、実効性を担保するガバナンス体制の開示など、持続可能な企業価値創造への共通理解と信頼を築くツールとして、統合報告書は一定の存在感を持つようになりました。2023年には1000社以上が発行し、年々発行社が増える傾向にあります。多くの3月決算企業におかれましては、これからは、翌年度の構想を練り始める時期でもあると推察します。

今回のテーマは「対話のツールとしての統合報告書」です。長年にわたり、国内および外資金融機関において、企業価値評価・投資判断を担われ、また、日経統合報告書アワード最終審査委員(2014~2024年)を務められた小澤 大二様にご講演をいただきます。後半は、ご参加の皆さんによるグループ・ディスカッションと交流の時間を設けさせていただきます。


    ご留意事項                          

◉ 出席者はIR実務担当者の方のみとさせていただきます。

 各社1名様の参加でお願いします。(定員に達しない場合はその限りではありません)

 ディスカッションの活発化を図るために、グループ内で共有できる簡単なメモ書きをご持参ください。

仕 様:  A4サイズ1枚程度、7部印刷  ※1部は受付に提出してください。
             ※当日午前中までにご提出いただけましたら、事務局にて印刷して会場に持ち込みます。
内容案:  統合報告書の発行について、IR担当(部署)として①直面している課題、②取り組み(予定含む)、工夫した点など             

      開催概要                              

テーマ:「対話のツールとしての統合報告書」

日 時: 2024年12月4日(水)15:00~17:00

会 場: 日本工業倶楽部会館 2階大会堂
            東京都千代田区丸の内1-4-6    http://www.kogyoclub.or.jp/access.html

定 員: 30名(ご参加いただける方には参加承認メールをお送りします)

プログラム:

15:00-15:40 講演と質疑応答「対話のツールとしての統合報告書」
                       小澤 大二 氏(機関投資家協働対話フォーラム 理事)

15:40-17:00 グループ・ディスカッション(1グループ5-6名程度)

申込締切:11月27日(水)17:00

   小澤大二氏プロフィール                    

1985年 東京銀行(現 三菱UFJ銀行)入行。1987年よりニッセイBOT投資顧問(現 ニッセイアセットマネジメント)、東京三菱投信投資顧問(現 三菱UFJ国際投信)に出向し、日本株式の運用を担当。1998年シティトラスト信託銀行に入行。2003年同投資運用本部国内株式運用部長に就任。2005年シティトラスト信託銀行の閉鎖に伴いシティグループ・アドバイザーズ(現 ウエスタン・アセット・マネジメント)へ異動し、株式運用グループヘッド。2006年同投資運用部長に就任。2007年にモルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信(現 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント)に入社。同社からインベスコへの事業譲渡に伴い、2010年にインベスコ投信投資顧問(現 インベスコ・アセット・マネジメント)に入社。2013年に日本株式運用部長。2014年より取締役運用本部長 兼 最高投資責任者(CIO)を経て、本年6月に退職。
日本CFA協会理事(2013年~2021年)、日経統合報告書アワード最終審査委員(2014年~2024年)。
現在、機関投資家協働対話フォーラム理事。プロネッド顧問。CFA協会認定証券アナリスト、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。

【PDF】第233回IRサークルのご案内