第1回「IRのためのプレインランゲージセミナー」

【本セミナーの目的】
東京証券取引所の調査によると、プライム市場上場企業の約95%が決算短信を日英同時開示しており※1、「日英同時開示」は新たなスタンダードになりつつあります。そうした中、決算スケジュールや社内承認と並行して、限られた時間で原文作成や翻訳手配を進めなければならないIRご担当者の負担は大きくなっています。一方で、海外投資家からは、開示の量・質・スピードのいずれについても、より一層の改善が求められています。また前回のセミナー※2のアンケートからは、「日本語で伝えたいポイントが本当に海外投資家に届いているのか」と悩むIRご担当者が多いことも明らかになりました。こうしたことから日英同時開示への対応は、いまも大きな課題と言えます。そこで重要になるのが、文章そのものをわかりやすくする視点です。米国証券取引委員会(SEC)はプレインランゲージ(プレインイングリッシュ)を推奨しており、元の日本語の文章も、プレインジャパニーズであることが求められます。明確で簡潔な日本語の文章であれば、誰が読んでもわかりやすくなり、AI翻訳でも、高い精度でプレインイングリッシュにすることができます。
今年度全3回の本セミナーでは、こうした現状と課題を第1回目で整理したうえで、その解決策の一つとしてプレインランゲージを位置づけます。第2回ではプレインジャパニーズの基本的な考え方と特徴を学び、第3回ではプレインジャパニーズによるライティングを軸に、プレインイングリッシュへの展開例をご紹介します。通年を通して「速く・わかりやすく・誤解なく」伝わる日英同時開示の実現を目指します。本セミナーが、プレインランゲージとプレインジャパニーズを活用した情報開示の高度化と、英文IRの発信力強化の一助となれば幸いです。

※1  プライム市場の英文開示義務化後の状況について(東京証券取引所)
※2  2025年第2回「日英同時開示をスムーズにするためのプレインランゲージ」セミナー(IR協議会)
※3  情報の受け手が必要な情報を簡単に見つけ、理解し、利用することが可能となる国際的コミュニケーション法。
       2023年、ISO(国際標準化機構)が国際標準として発行

【受講いただきたい方々】 
IR業務の担当者、IR部門責任者を含め基礎から最新情報の習得を希望する方々の受講をお奨めします。

【受講方式】 
Zoomウェビナー方式(講師との質疑応答セッションあり)といたします。開催の数日前にアクセス先URLとプレゼンテーション資料をダウンロードするためのURLをご連絡いたします。

         開催概要                                                                                         

❑  テーマ
「アカウンタビリティを果たすためのコミュニケーション~現状把握と課題の共有~」

❑  開催日時
2026年6月18日(木) 13:00~15:00(アクセス受付12:45~)

❑  開催方式
Zoomウェビナー+オンデマンド
※アーカイブ配信(7月3日まで予定)についてはライブ開催後、準備が整い次第お知らせします。

❑  プログラム
<第一部:プレインランゲージの概論>(15分)
 • プレインランゲージの背景と歴史
 • プレインランゲージが求められる理由
 • プレインランゲージの基準と規格
<第二部:同時開示とアカウンタビリティを果たすためのコツ>(40分)
 • 読み手である投資家の不満とIRご担当者の課題
 • わかりにくい情報発信のリスク
 • 解決策の一つであるプレインランゲージとプレインジャパニーズ
 • AI翻訳と相性の良いプレインジャパニーズ+AI翻訳のコツ
 • プレインランゲージとプレインジャパニーズの活用/事例の紹介
<第三部:アカウンタビリティとプレインジャパニーズ>(50分)
 • なぜその文章は伝わらないのか
    IR文書に見る曖昧な表現 
    文章を明確に書かない理由
    日本語文化の背景的要因
 • プレインジャパニーズとは
    プレインランゲージの原則
    プレインジャパニーズのガイドライン
    プレインジャパニーズの効果
 •  プレインジャパニーズのスキル
    プレインジャパニーズクイズ
 •  Q&A (10分)

※プログラム内容を一部変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
※一部内容に過去開催分と重複するものがあります。あらかじめご了承ください。

❑  講師
株式会社エイアンドピープル

❑  参加費(第1回料金)
会員:(一人当たり) 10,000円 (税込) / 非会員:(一人当たり) 20,000円 (税込) ※視聴に伴う通信費用は各自でご負担ください。

❑キャンセルポリシー
キャンセルをお受けする日時は6月11日(木)17時まで。それ以降にキャンセルまたは当日ご欠席された場合は、参加費をお返しすることができませんのでご了承ください。
※キャンセルはお電話(担当:野池 03-5259-2676)のみにて受け付けます。
※お申し込み確認後に請求書をお送りします。6月末日までにご入金願います。

❑  その他
・ウェビナーご参加の場合、ご使用の通信環境がZoomウェビナーに対応することをご確認のうえ申込みをお願いします。
・オンデマンド配信URLは、後日準備が整い次第、受講申込者全員にお知らせします。
・技術的な都合などによりやむを得ず、オンデマンド配信のすべてまたは一部中止することがあります。あらかじめご了承ください。


        講師プロフィール                                                                                        

株式会社エイアンドピープル
代表取締役 浅井 満知子
1998年 (株)エイアンドピープル設立。大手自動車メーカーのグローバル化に向けた、プレインイングリッシュでの翻訳に携わり、その効果効用を体現。以降20年にわたり、日本でのプレインランゲージの普及活動に取り組む。2019年 (社)日本プレインランゲージ協会(JAPL)設立。代表理事を務める。ISO/TC37プレインランゲージ国内委員 エキスパートとして国際規格に関わる。
著書:「伝わる短い英語」(東洋経済新報社)、「プレインジャパニーズの教科書」(コスモピア)

取締役 橘川 真澄

(社)日本プレインランゲージ協会 理事。日系/外資系翻訳会社にて、リンギストおよびクオリティアシュアランス担当として従事。2008年より(株)エイアンドピープルに入社し、翻訳ビジネスのプロジェクトマネジャーとして活動。現在は経営管理の仕事と並行して、プレインランゲージ普及活動に従事。2010年より本セミナーの前身である「IR実務英語セミナー」に参画、以降、プレインイングリッシュ、プレインジャパニーズの講演企画・講演活動を行う。

研修事業部 研修コンサルタント  川越 智子 
(社)日本プレインランゲージ協会 アドバイザー。MOOK編集経験を経て、2001年にフリーライターとして独立。社会・福祉系ライターとして活動。(著書「児童虐待の真実」「終のすみかを探して」など)その後、制作会社にてテクニカルライター/編集ディレクターとして国内外のメーカーの取扱説明書、業務マニュアルなどを多数担当。2022年より企業向けに「わかりやすいライティング」などのセミナー活動を行っている。

【PDF】第1回「IRのためのプレインランゲージセミナー」のご案内