第2回「日英同時開示をスムーズにするためのプレインランゲージ」セミナー

本セミナーの目的
2025年4月から、プライム市場上場企業には決算情報と適時開示情報の「日英同時開示」が義務化されました。IRご担当の皆様にとって、原文作成・財務内容の確認・翻訳スケジュールの調整は大きな負担となっていることと思います。翻訳を円滑に進める第一歩は、日本語原文を明確で簡潔に書き、誤解を招かないことです。これは国際標準であり、米国SECが求める「プレインイングリッシュ」への近道でもあります。プレインイングリッシュを実現するためには、その原文をプレインジャパニーズにする必要があります。

本セミナーでは、海外投資家が好むプレインイングリッシュでの英文開示に必要な考え方と実践法を学びます。プレインジャパニーズはAI翻訳との相性が良く、文書をこのスタイルで作成すれば翻訳精度が上がり、業務効率も向上します。いずれの言語においても、情報整理がされ、読みやすく、誤解を生まない情報開示こそ、説明責任を果たすうえでの国際的なスタンダードです。この機会がプレインイングリッシュとその翻訳過程で役立つプレインジャパニーズを学び、英文IRの発信力強化の一助になれば幸いです。

受講いただきたい方々
IR業務の担当者、IR部門責任者を含め基礎から最新情報の習得を希望する方々の受講をお奨めします。

受講方式
Zoomウェビナー方式(講師との質疑応答セッションあり)といたします。開催の数日前にアクセス先URLとプレゼンテーション資料をダウンロードするためのURLをご連絡いたします。

        開催概要                                                                                                

テーマ
「一読して理解される英語に翻訳するためのプレインジャパニーズ」

開催日時
2025年11月17日(月) 13:00~15:40(アクセス受付12:45~)

開催方式
Zoomウェビナー+オンデマンド

プログラム
【第一部】
 ☗海外投資家が求める情報開示のスタイル
 プレインな日本語がプレイングリッシュになる
【第二部】
 日本語が翻訳しにくくなるワケ
    日本語の文法的なわかりにくさ/日本語特有のあいまいさによるわかりにくさ/主旨が定まっていないことによるわかりにくさ
 プレインジャパニーズのガイドライン
    プレインジャパニーズ9つの原則とは?/ガイドラインから見る日本語をわかりやすく書くポイント/PREP法とトピックライティング
 わかりにくい日本語を直す
    文章を査読するときのコツ/問題のある文章をリライトするコツ/文章を直してみよう(ワーク)
 プレインジャパニーズをプレインイングリッシュに訳す
    プレインジャパニーズからプレインイングリッシュへつながる例のご紹介
 Q&A

 ※プログラム内容を一部変更させていただく場合があります。あらかじめご了承下さい。
 ※一部内容が過去開催分と重複しています。あらかじめご了承ください。
 ※セッションの合間に休憩時間(1回)を設けております。

講師
株式会社エイアンドピープル

参加費
会員 (一人当たり):10,000円(税込) / 非会員 (一人当たり):20,000円(税込) ※視聴に伴う通信費用は各自でご負担ください。

キャンセルポリシー
キャンセルをお受けする日時は11月10日(月)17時まで。
それ以降にキャンセルまたは当日ご欠席された場合は、参加費をお返しすることができませんのでご了承ください。
※キャンセルはお電話(担当:野池 03-5259-2676)のみにて受け付けます。
※お申し込み確認後に請求書をお送りします。11月末日までにご入金願います。

その他
※ウェビナーご参加の場合、ご使用の通信環境がZoomウェビナーに対応することをご確認のうえ申込みをお願いします。
※オンデマンド配信URLは、後日準備が整い次第、受講申込者全員にお知らせします。
※技術的な都合などによりやむを得ず、オンデマンド配信のすべてまたは一部中止することがあります。あらかじめご了承ください。


          講師紹介                                                                                                     

株式会社エイアンドピープル
代表取締役 浅井 満知子
1998年 (株)エイアンドピープル設立。大手自動車メーカーのグローバル化に向けた、プレインイングリッシュでの翻訳に携わり、その効果効用を体現。以降20年にわたり、日本でのプレインランゲージの普及活動に取り組む。
2019年 一般社団法人 日本プレインランゲージ協会(JAPL)設立。代表理事を務める。ISO/TC37プレインランゲージ国内委員 エキスパートとして国際規格に関わる。
著書:「伝わる短い英語」(東洋経済新報社)、「プレインジャパニーズの教科書」(コスモピア)

研修事業部   川越 智子 
(株)エイアンドピープル 研修事業部 研修コンサルタント。MOOK編集経験を経て、2001年にフリーライターとして独立。社会・福祉系ライターとして活動。(著書「児童虐待の真実」「終のすみかを探して」など)その後、制作会社にてテクニカルライター/編集ディレクターとして国内外のメーカーの取扱説明書、業務マニュアルなどを多数担当。2022年より企業向けに「わかりやすいライティング」などのセミナー活動を行っている。

取締役 橘川 真澄
日系/外資系翻訳会社にて、リンギストおよびクオリティアシュアランス担当として従事。2008年より(株)エイアンドピープルに入社し、翻訳ビジネスのプロジェクトマネジャーとして活動。現在は経営管理の仕事と並行して、プレインランゲージ普及活動に従事。
2010年より本セミナーの前身である「IR実務英語セミナー」に参画、以降、プレインイングリッシュ、プレインジャパニーズの講演企画・講演活動を行う。

【PDF】第2回「日英同時開示をスムーズにするためのプレインランゲージ」セミナーのご案内