2022年度第1回IR新潮流セミナー

有価証券報告書におけるサステナビリティ情報開示
-人的資本・多様性を中心に-

日本IR協議会は、「有価証券報告書におけるサステナビリティ情報開示-人的資本・多様性を中心に-」をテーマに、「2022年度第1回IR新潮流セミナー」をオンライン開催いたします。

政府は「新しい資本主義」の実行計画を6月7日に閣議決定し、「人への投資」姿勢を明確にしました。企業による情報開示も強化し、金融審議会ディスクロージャーワーキング・グループの報告を基に、サステナビリティ情報の『記載欄』を有価証券報告書に新設することを予定しています。例えば「人的資本」に関しては「人材育成方針」や「社内環境整備方針」、「多様性」については 「男女間賃金格差」、「女性管理職比率」、「男性育児休業取得率」などの開示が検討されており、コーポレートガバナンス情報の充実と合わせて、機関投資家の関心に応えようとしています。

今回のセミナーでは、IR担当者の関心を踏まえて有価証券報告書におけるサステナビリティ情報の開示スケジュールや任意開示を含めた人的資本関連情報のポイントなどについて、一橋大学大学院教授である円谷昭一 日本IR協議会客員研究員が解説いたします。

ご多用かと存じますが、ご参加賜りますようお願い申し上げます。

   開催概要

日 時: 2022年6月17日(金)14:00開演(13:45開場)

テーマ:「有価証券報告書におけるサステナビリティ情報開示-人的資本・多様性を中心に-」

講 師: 円谷昭一氏 (一橋大学大学院経営管理研究科教授/日本IR協議会客員研究員)

開催形式: Zoomウェビナー+オンデマンド(約1週間予定)

対  象: 日本IR協議会 会員

参加費: 無料

定 員: 900人

申込締切:6月15日(水)17時


   講師略歴

円谷 昭一(つむらや・しょういち)
一橋大学大学院経営管理研究科 教授/日本IR協議会 客員研究員

2001年、一橋大学商学部卒業。2006年、一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)。2011年より一橋大学経営管理研究科 准教授、2021年より現職。2019年、韓国外国語大学客員教員。専門は情報開示、コーポレート・ガバナンス。2007年より日本IR協議会客員研究員。日本経済会計学会理事、日本IR学会理事。2017年よりりそなアセットマネジメント「責任投資検証会議」委員。2020年より金融庁「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」委員。主著に『コーポレート・ガバナンス「本当にそうなのか?」大量データからみる真実』(同文舘出版、2017年12月)、『政策保有株式の実証分析』(日本経済新聞出版、2020年6月)など。