IRカンファレンス2018

変革を力に高めるIR

日本IR協議会と日本経済新聞社は、“変革を力に高めるIR”を総合テーマに、12月14日(金)10時から「IRカンファレンス2018」を共催いたします。

2008年の金融危機から約10年が経過しました。世界的な景気回復の波を受けて、日本企業の業績は向上し、デジタル革命などを背景にしたイノベーションなども期待されています。一方、数十年か数百年に一度しかみられなかった大災害が起きたり、政治的なリスクが高まったりと、将来の不確実性も高まっています。こうした変革期の中、日本企業は、どのように自らの価値を高め、活力ある社会を築いていくのでしょうか。

日本IR協議会は、質の高い情報開示と建設的な対話を担うIRに、その力があると考えます。本カンファレンスは日本IR協議会設立25周年という節目の年に、3つのセッションを中心に、変革期を力に高めるIRについて考えていきます。


【開催概要】

 日 時: 2018年12月14日(金)午前10時~午後4時20分

 会 場: ベルサール東京日本橋
(東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー、TEL:03-3510-9236)
https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/tokyo/bs_nihonbashi/access   

 プログラム:

 12月14日(金) 
 10:00-11:00       ◆第1セッション◆
 「持続的成長を目指す経営とIR」

<講演>
コマツ 代表取締役副社長  藤塚 主夫 氏 
コーディネーター:日本IR協議会 専務理事  佐藤 淑子

日本企業は、ESG(環境・社会・ガバナンス)などに配慮して、持続的な成長を目指す経営を本格化させています。そのためには、株主・投資家をはじめとするステークホルダーとの対話が重要になりますが、企業を取り巻く環境は常に変化します。コマツ(小松製作所)の経営陣は、「全ステークホルダーとコミュニケーションを率先垂範すること」を必須項目とする2006年に明文化された「コマツウェイ」を基盤に、ぶれない姿勢で情報開示と対話を続けています。このセッションでは、IRを20年以上にわたって担当し、環境がめまぐるしく変化する中でも投資家と向き合ってこられたコマツ代表取締役副社長の藤塚主夫様に、近年のESG説明会などの取り組みも含めて、IRが持つ力をインタビュー形式で語っていただきます。

 11:00-11:30

 休憩 (コーヒーブレーク)

 11:30-12:40

 主催者挨拶 ~「IR優良企業賞2018」表彰式

各賞を受賞なさった企業の経営トップが登壇し、経営やIRについて短く語ります。このショートスピーチと、審査委員長はじめ、審査委員との交流が、毎年好評を得ています。今年度は、「日本IR協議会設立25周年記念表彰」も予定しています。

 12:40-13:30

 Lunchtime Networking

 13:30-14:30

 ◆第2セッション◆
「コーポレートガバナンス改革がもたらす企業と市場の関係再構築」 

<講演>
青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 教授  北川 哲雄 氏
アサヒグループホールディングス 代表取締役会長  泉谷 直木 氏
                                                                         <所属機関名50音順>

コーディネーター:日本IR協議会 専務理事  佐藤 淑子

○2014年に機関投資家を対象に導入された「日本版スチュワードシップ・コード」、2015年に上場企業に向けて策定された「コーポレートガバナンス・コード」は、日本のコーポレートガバナンスに大きな改革をもたらしました。しかし、この改革にはベネフィットだけではなく、課題もあることが企業や投資家などから指摘されています。このセッションでは、学識経験者、経営者というお2人の立場から改革の両面について語っていただき、海外での動きなども踏まえて、企業と市場のよりよい関係構築について率直にディスカッションしていきます。

 14:30-14:50

 休憩

 14:50-16:20  ◆第3セッション◆
 「変革を力に高めるIR」

<パネルディスカッション>
エーザイ 常務執行役CFO/早稲田大学大学院会計研究科 客員教授   柳 良平 氏
機関投資家協働対話フォーラム 理事   大堀 龍介 氏
シスメックス コーポレートコミュニケーション本部長 兼 秘書室長   岡田 紀子 氏
森・濱田松本法律事務所 弁護士   石黒 徹 氏
                                                <社名50音順>
コーディネーター:
一橋大学大学院 経営管理研究科 准教授(日本IR協議会 客員研究員) 円谷 昭一 氏

2008年の金融危機から約10年が経過し、企業業績が向上する一方、未曾有の大災害が起きるなど将来の不確実性も高まっています。IRにおいても、変革をどのように企業価値向上に結びつけ、活力ある社会を築いていくかの情報開示と対話が課題となっています。このセッションでは、長年にわたってIR向上に関わってきた企業IR責任者、CFO、投資関係者、社外取締役も務める法律家に登壇していただき、IRオフィサーとしての心構え、中長期視点で投資先を評価するときの着眼点、ガバナンスとIRの結びつきの重要性――などについて、考えていきます。IRのこれまでの軌跡を振り返りつつ、新たな時代の情報開示と対話のあり方を浮き彫りにしていきます。

 

後援団体:
・日本取引所グループ(JPX)/東京証券取引所
・日本公認会計士協会
・日本証券アナリスト協会


 参加定員:300名(定員になり次第申込み締め切り)

 参加費:  
 ○会   員/1名につき 5,000円(税込価格5,400円)
 ○非会員/1名につき  10,000円(税込価格10,800円)
*参加費は昼食代を含みます。

※お申し込み受付後に請求書をお送りします。12月末日迄にご入金願います。
※キャンセルをお受けする日時は開催日2営業日前(12月12日)17時迄です。

その他: 
入場の際、受付にお名刺か参加受付票をプリントしたものをご提出ください。
引き換えにネームプレートをお渡しします。


=== IRショーケース出展企業/団体 ===

ウィルズ
QUICK
シェアードリサーチ
ジェイ・ユーラス・アイアール
日本経済新聞社 デジタル事業BtoBユニット
日本証券アナリスト協会
マジカルポケット

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