第49回関西部会

テーマ:「最近の株主総会の潮流とIRの関わり方」

スチュワードシップ・コードは投資家に企業との建設的な対話や明確な議決権行使の方針を求め、一方、コーポレートガバナンス・コードは企業に、議決権を始めとする株主権利の確保に向けた適切な対応や、株主総会が株主との建設的な対話の場となるような環境整備を求めています。

このような流れがある中、IR担当者が株主総会に関与する機会も増えてきています。当協議会が毎年実施する「IR活動の実態調査(2017年度)」においても、従来の総会の想定問答作成に加え、IR部門の主導で、招集通知・事業報告の作成や早期発送や分かりやすい説明を工夫したり、総会前に株主に議案やコーポレートガバナンス体制の事前説明を実施するといった活動が見られます。

本セミナーでは、株主総会に関する支援プログラムに定評のある日本投資環境研究所のSRコンサルティング部 シニア・コンサルタント、相馬宏充氏に最近の株主総会の潮流と、その中で、IR担当者はどのように関わり貢献していくべきなのか、と言ったお話をして頂きます。 

 

 開催概要

日時:2017年10月11日(水)15:30~17:00(開場15:00) 

会場:ハートンホール日本生命御堂筋ビル
大阪市中央区南船場4-2-4  日本生命御堂筋ビル12階 タンポポ
TEL:06-6258-1141
http://hall.hearton.co.jp/nissei/access

講演:
 「最近の株主総会の潮流とIRの関わり方」
   日本投資環境研究所 SRコンサルティング部
   シニア・コンサルタント 相馬 宏充 氏

<講師略歴>
相馬 宏充(そうま ひろみつ) 氏

株式会社日本投資環境研究所 SRコンサルティング部 シニア・コンサルタント
顧客である上場企業にIRやSRに関するサービスや情報を提供するかたわら、
関連テーマについてレポート執筆・講演

=主な略歴=
1984年 株式会社住友銀行入社
1990年 株式会社日本総合研究所出向 調査部 金利為替予測チーム
1999年 大和住銀投信投資顧問株式会社出向 投資戦略部 チーフエコノミスト
2005年 株式会社日本投資環境研究所入社 現在に至る

=主なレポート=
「ESG投資をめぐる海外投資家の動向~受託者責任の拡大と投資基準作りへの取り組み~」 
(資本市場リサ-チ 2012年春季vol.23)
「2015年株主総会の議決権行使結果分析~機関投資家の動向を中心に~」
(資本市場リサーチ 2015年秋季 vol.37) 
「日本企業の2015年株主総会における主要海外機関投資家の議決権行使結果
 ~実際の行使結果データによる比較~」(資本市場リサーチ 2016年春季 vol.39)
「日本企業の2016年株主総会における主要海外機関投資家の議決権行使結果
 ~実際の行使結果データによる比較~」(資本市場リサーチ 2017年春季 vol.43)

定員:
40名 ※定員になり次第申込みを締め切らせていただきます。

その他:
 会員企業の方で、参加申し込みをされた方のみご参加いただけます。
 ※名刺または参加受付票をご持参ください。