第61回中小型株企業部会

2017.12.01

IR優良企業奨励賞の審査委員に聞く
~望まれる中小型株企業のIR

当協議会が毎年実施する「IR優良企業賞」の賞の1つに「IR優良企業奨励賞」があります。新興市場・東証2部の上場企業、東証1部上場企業であって新規に株式を公開後10年目以内の中小型株企業および初応募の企業などを対象にしたものです。

今回の部会は、「IR優良企業奨励賞」の専門委員を務めていただいている三菱UFJ国際投信 株式運用部 国内株式第1グループ チーフファンドマネジャー 高田 穣 氏に「中小型株企業における真摯なIR、望まれるIR」についてお話し頂きます。

同氏は、2016年の「IR優良企業奨励賞」の短評として「バブル崩壊以降の人材流動化や大学発ベンチャーの増加などにより、日本でも実力を備えたベンチャー企業群の層は格段に厚くなった。近年オープンイノベーションの流れが加速し、今後こうした専門特化型企業への注目度と重要性は一段と高まるだろう。投資家情報の不足しがちなこうした企業群が、真摯なIRによりマーケットを味方にし、有効にリスクマネーを獲得して更なる飛躍を遂げることを期待している」と述べられています。