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　さて、弊協議会と日本経済新聞社は、「株主と企業経営―ＩＲで築く企業価値」を総合テーマに東京ＩＲ大会２００７を共催いたします。
　世界の資本市場は、米国サブプライムローン問題の影響で、いまだに不透明感を残しています。けれども米国経済は底堅く、アジア経済も成長が続くなど、状況は決して悪いとはいえません。リスクは存在するものの、個別企業を精査しようという投資家も存在します。一方、０７年度の株主総会では増配などを求める株主提案が目立ちました。今後もＭ＆Ａによる事業再編や、資本効率向上への要求は続いていくことでしょう。企業は長期的な視点で経営を続けるためにも、株主と対話し、ＩＲ活動を通じて企業価値向上への指針を示すことが重要です。
　今回の大会は、１２月３－５日まで開催される国際ＩＲ連盟（ＩＩＲＦ）の年次大会と連動してプログラムを構成します。午前は、タイムリーなテーマに絞り込んだＩＲ支援会社によるミニセミナー 「ワークショップ」 を実施し、同時開催の 「ブース展示」 と合わせて、大会参加者の交流を目指します。
午後は、●特別講演として、早稲田大学法学部長の上村達男教授、米バロンズ誌シニア・エディター　マイケル・サントーリ氏をお迎えします。●パネルディスカッションでは、サントーリ氏に加え、06年度ＩＲ優良企業賞受賞企業の東京エレクトロン、ファミリーマートの経営陣、資本市場で発言が注目される機関投資家や投資銀行関係者の方などが参加し、企業と投資家、ジャーナリストの視点からディスカッションします。日本ＩＲ協議会 首席研究員の佐藤淑子がコーディネーターを務めます。
夕刻には「ＩＲ優良企業賞」 の表彰式とＪＩＲＡ新ロゴの発表、IIRF(国際ＩＲ連盟)代表によるWelcome Speechに続いてIIRF／JIRA合同の懇親パーティーを行ないます。

開催概要

開催要項