IRカンファレンス2023

2023.12.19

成長戦略の実行力を高めるIR~非財務資本投資と企業価値向上

日本IR協議会と日本経済新聞社は、「成長戦略の実行力を高めるIR~非財務資本投資と企業価値向上」を総合テーマとして、12月19日(火)に「IRカンファレンス2023」を共催いたします。今回は東京・大手町の会場で参加者のみなさまをお迎えするとともに、内容をオンライン配信する“ハイブリッド”形式にて開催いたします。

企業価値と社会価値の双方を高めようとする企業が広がっています。その目的を達成するには、成長戦略を実行して企業価値を高め、持続的な社会形成に貢献する企業として認められる要件を満たすことが重要です。戦略の策定にあたっては投資家をはじめとするステークホルダーと対話し、その視点を織り込んで実行する。重点課題に即して目標を設定し、モニタリング体制を整える。そして財務・非財務の取り組みを融合し、相乗効果を高めていく-そうしたプロセスが重要です。

さらに資本市場で評価を得るには、投資家視点を踏まえた情報開示と対話が欠かせません。成長投資が本格化する中、資本コストを意識した経営資源の配分は必須項目です。非財務資本に投資し、その成果をステークホルダーに還元してモチベーションを高める取り組みも重みを増しています。外部環境もめまぐるしく変化するなか、IRはどんな役割を果たしていくのでしょう。このカンファレンスでは、成長戦略の実行力を高めて企業価値・社会価値双方の向上に貢献するIRのあり方を浮き彫りにしていきます。

❐ 開催概要

日 時:  2023年12月19日(火)9時30分~15時45分(9時開場)※メインホールは10時開場

テーマ:「成長戦略の実行力を高めるIR~非財務資本投資と企業価値向上」

主 催:  日本IR協議会、日本経済新聞社

後 援:  日本取引所グループ(JPX)/東京証券取引所、
          日本公認会計士協会、日本証券アナリスト協会

開催方法:会場とオンラインによるハイブリッド開催
              ※ 開催後にアーカイブ配信も予定しております。     

会 場:  大手町プレイスカンファレンスセンター (東京都千代田区大手町二丁目3番1号)
      https://otemachi-place-conferencecenter.jp/access/
      ※地下鉄大手町駅A5出口より徒歩1分、JR東京駅丸の内北口より徒歩7分

配 信:  オンライン配信は、Brightcove にて実施いたします。
      お申込みの際はアクセス環境をご確認ください → Brightcove Player システム要件

❐ プログラム

9:30~15:45  大手町プレイスカンファレンスセンター1-2Fにて開催。11:15~12:30 2Fメインホールは閉場。
※プログラム内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

  9:00   開場   ※2Fメインホールは10時開場
(9:30~10:15  1Fにて分科会を開催)
 10:30~11:15     
 基調講演「いま問われる経営の根幹とIR」
<講師>
◉ 青山学院大学名誉教授/東京都立大学特任教授 北川 哲雄 氏

基調講演は、「いま問われる経営の根幹とIR」をテーマとして、青山学院大学大学院名誉教授・東京都立大学大学院特任教授  北川哲雄氏にご登壇いただきます。
今年はISSB(国際サステナビリティ基準審議会)が情報開示基準を公表し、グローバルに比較可能な情報開示の広がりが期待されています。日本では2023年3月期から有価証券報告書におけるサステナビリティ情報開示が始まり、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)がISSB基準を基にして開示基準の策定を進めています。グローバル企業に目を転じると、欧州(EU)サステナビリティ報告基準などにも注意を払い、危機感をもって経営を進めている企業が目立ちます。日本企業もグローバルな投資家の期待に応える経営とIRが求められます。

  11:15~12:30  ブレイク ※2Fメインホールは閉場 
(11:30-12:15   1Fにて分科会を開催) 
  12:30~14:00
  IR優良企業賞2023 表彰式 
 ▶ 主催者からご挨拶  泉谷 直木(日本IR協議会会長/アサヒグループホールディングス特別顧問)
 ▶ 審査講評    北川 哲雄 氏(青山学院大学名誉教授/東京都立大学特任教授)
 ▶ 受賞企業へのトロフィー授与と経営トップの方によるスピーチ

  14:00~14:30   ブレイク
  14:30-15:45
  パネルディスカッション 「成長戦略の実行力を高めるIR~非財務資本投資と企業価値向上」
 <パネリスト>
 ◉ 日本電信電話   代表取締役副社長(副社長執行役員) 廣井 孝史 氏
 ◉ 村田製作所   取締役 常務執行役員 コーポレート本部 本部長 兼 同本部 経営管理統括部 統括部長 南出 雅範 氏
 ◉ シュローダー・インベストメント・マネジメント   取締役 日本株式運用 総責任者 ファンドマネジャー  豊田 一弘 氏
 <コーディネーター>
 日本IR協議会 専務理事  佐藤 淑子

今年の日本市場には海外投資家を中心にマネーが流入し、取引も活発化しました。この流れを継続させるには、成長戦略を投資家の視点で説明し、対話を通じて実行力を高めるIRが一層重要になります。3月に東証が要請した「資本コストと株価を意識した経営」の実現は、今年限りのものではありません。企業が自律的に取り組み、目指すところを実現する姿勢が不可欠です。企業は社内外に存在するリスクを踏まえ、戦略の実行力を高めて中長期の企業価値を向上し、社会価値にも貢献していく。投資家はその動きに着目し、的確に判断お金を投じていく--。そのサイクルを回すために、どんなIRが必要なのか。
 — 企業経営層として日本電信電話 代表取締役副社長(副社長執行役員)廣井 孝史氏と村田製作所 取締役 常務執行役員 南出 雅範氏、機関投資家としてシュローダー・インベストメント・マネジメント 取締役 日本株式運用 総責任者 ファンドマネジャー 豊田 一弘氏をお迎えしてディスカッションします。コーディネーターは、日本IR協議会専務理事の佐藤 淑子が担当する予定です。

❐ IR分科会

分科会へのご参加は、お申込み時に登録が必要です。分科会だけのお申込みは出来ません。
※IR分科会の配信はございません。

[朝パート 9:30~10:15] カンファレンスセンター1Fにて開催 ※ドリンクをご用意しております
 【分科会⑤】 かえでIRアドバイザリー 「英文開示義務化」に向けたTo-Doリスト

 「来るべきプライム市場上場企業に対する英文開示義務化に向けて、我が社は何をどう準備すべきか」という質問に答えるべく、東証の公表資料をベースに弊社独自の視点から作成したTo-Doリストをお見せします。
<講師> かえでIRアドバイザリー  代表取締役社長  寺崎 徹哉

 【分科会⑥】 ストリームライン 「実際の改善事例で見る“あるべきIR資料”とは ―厳選したパワーポイント資料をご紹介― 」

100社を超えるIR資料作成支援実績から優良事例のご紹介や、独自調査に基づいた資料作成におけるポイントなどを、IR担当者様に向けてお話いたします。【参加特典】希望者には貴社のIR資料を後日無料で診断。 
<講師>ストリームライン  コンサルティング営業部  マネージャー 持田 弘樹

 【分科会⑦】 S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス 「投資家エンゲージメントの重要性について」

投資家エンゲージメントにおいて、その重要性、企業が考えるべき点、企業が見落としがちな点を踏まえ、いかに企業価値の向上に結び付けるべきかについて、機関投資家、発行企業の視点から議論を行います。
<講師> ①3D Shareholder Services Head of Stewardship 齊藤 太  ②機関投資家協働対話フォーラム 理事 大堀 龍介  ③S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス  ディレクター ガバナンス担当 松永 敦


[昼パート 11:30-12:15]  カンファレンスセンター1Fにて開催 ※軽食をご用意しております
 【分科会①】 アイヴィジョン(rakumoグループ) 「投資家の満足度向上に繋げるIR動画の活用」

昨今一般的となったIR動画ですが、活用方法によっては効果に大きな差異が生じています。市場再編の流れを受けたIR動画におけるトレンドや、投資家の満足度向上に繋がるサービスをご紹介させて頂きます。 
<講師> アイヴィジョン (rakumoグループ)  執行役員  ソリューション事業部長  熊田 ゆり

 【分科会➁】 インベスター・コミュニケーションズ 「IR業務アウトソーシングサービス「Smart IR」」

 統合報告書、決算説明会、IRサイト更新、英訳、さらには新NISAで増加する個人投資家対応など、煩雑化するIR業務をどのように効率化させるべきか?当社の新サービス「Smart IR」の活用事例をご紹介いたします。
<講師>インベスター・コミュニケーションズ  富田 耕輔、山本 真也

 【分科会③】 EurolandIR 「デジタルIR戦略について」

近年はデジタル技術を活用しての投資家へのアプローチが必須となり、企業はいかにして最新のAI技術やSNSを活用し、IR活動の効率と質を高めることができるのか、具体的な事例や技術を用いて紹介する。
<講師> Euroland IR アジア統括責任者 ジェニー・ホァン/Jenny Huang

 【分科会④】 ジェイ・ユーラス・アイアール 「海外IRのポイント」

コロナ禍を経て期待される海外IRは変化しています。PBR改善への期待など日本株への関心が高まっている今、大きなチャンスです。この機会を逃さない良質なIR展開とは。当社の分科会でご案内します。
<講師> ジェイ・ユーラス・アイアール   シニアマネージャー 鈴木 紀子、シニアマネージャー 原山 真紀

❐ IRショーケース

➀ジェイ・ユーラス・アイアール
欧米企業やアジア企業に負けないIRの展開に向けたESG、ガバナンスとIRに関する対話のアドバイス、そして、アクティビスト対策・プロクシーファイトへの準備など、なんなりとご相談ください。
➁マジカルポケット
コーポレートサイトやIRサイト制作、適時開示情報をメール配信にて自動化し、IR業務を効率化した事例、チャートジェネレーターを使った最新決算グラフの導入事例などを用意しております。
➂インベスター・コミュニケーションズ
〜IR業務の全てをスマートに〜 統合報告書、決算説明会、IRサイト更新、開示資料英訳など、ますます煩雑化IR業務の効率化をはかり、業務負担を軽減する新サービス「Smart IR」を紹介します。
④サン・フレア
年間1300社以上のクライアント実績を誇る国内最大級の翻訳会社です。IR専門チームでは財務情報、非財務情報などIRに関するドキュメントを高品質・スピーディーに対応致します。
⑤アイヴィジョン(rakumoグループ)
効果的なIR映像の活用方法と、ご担当者様の業務負荷軽減に繋がる運用方法を、企業様に合わせてご案内いたします。具体的な実例や「IR動画における機会損失ポイント」もご紹介させて頂きます。
⑥ストックウェザー
IRサイトに掲載する「自社株価表示」や業績財務情報をグラフ化する「業績ロボ」などのコンテンツを紹介。無料で利用可能なサービスも。サイト周りに関するご相談にお気軽にお立ち寄りください。
⑦S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス
金融市場・競合他社・各社のパフォーマンス・モニタリング業務の効率化に加え、株主の獲得と定着、株価評価の向上、ボラティリティの低下を実現する一連のソリューションを提供しています。
⑧かえでIRアドバイザリー
かえでIRアドバイザリーが長年にわたり蓄積してきた英文開示ノウハウを文書化した「IR翻訳入門講義」、「英文開示資料作成マニュアル」および「英文開示のベストプラクティス」をお配りします。