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IRカンファレンス2017
2017.12.15
対話で高める企業価値とIR
日本IR協議会と日本経済新聞社は、“対話で高める企業価値とIR”を総合テーマに12月15日(金)10時から「IRカンファレンス2017」を共催いたします。 企業が株主・投資家との対話を充実させることは、持続的成長の要といえます。それを深めるには、ESG(環境、社会、ガバナンス)を企業価値向上に結びつける説明や、フェア・ディスクロージャー・ルールの施行を踏まえた適切な情報開示が課題となります。本カンファレンスは4つのセッションを通じて、対話を企業価値向上につなげるIRについて考えていきます。
日 時: 2017年12月15日(金)午前10時~午後5時 会 場: ベルサール東京日本橋 |
プログラム:
12月15日(金) | |
10:00-11:00 |
<講演> コーディネーター:日本IR協議会 専務理事 佐藤 淑子 ○コーポレートガバナンス・コードやフェア・ディスクロージャー・ルールなど、上場企業を対象とした制度が相次いで導入されていますが、IRは自ら考え、相手の信頼に応えて戦略的に取り組むことが必要です。法制のような「他律」のみならず、企業はどう「自律」を効かせて株主・投資家と対話し、経営力を高めていけばよいのでしょうか。経営者として株主・投資家と対話を重ね、IR責任者のご経験もあるソニー代表執行役 副社長兼CFOの吉田憲一郎氏と、電機業界を担当するトップアナリストとして活躍した後、近年は社外取締役や社外監査役に就任なさっている日立製作所社外取締役、東京エレクトロン社外監査役の山本高稔氏をお迎えして、鼎談形式で経営・IR・ガバナンスについて多面的にディスカッションします。 |
11:00-11:30 |
休憩 (コーヒーブレーク) |
11:30- |
主催者挨拶 ~「第22回IR優良企業賞」表彰式 ○各賞を受賞なさった企業の経営トップが登壇し、経営やIRについて短く語ります。このショートスピーチと、審査委員長はじめ審査委員との交流が毎年好評を得ています。 |
12:40-13:30 |
Lunchtime Networking |
13:30-14:30 |
<講演> ○約140兆円の資産を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、長期視点での投資を拡大し、今年からESG投資を本格化させました。日本企業の持続的成長を後押しするために、まず1兆円をESG投資に振り向け、これから3~5年かけて増やしていくといいます。2017年の日本版スチュワードシップ・コード改訂を背景に、機関投資家もこうした動きを注視しているようです。このセッションでは、改めてGPIFの髙橋理事長から長期投資の姿勢とESG投資の考え方を講演いただきます。 |
14:30-14:45 |
休憩 |
14:45-15:35 |
<講演> ○2017年5月24日に公布された「金融商品取引法の一部を改正する法律」による「フェア・ディスクロージャー・ルール」は、2018年4月にも導入されるといわれています。このセッションでは、当協議会「情報開示と対話のベストプラクティスに向けての行動指針(案)~フェア・ディスクロージャー・ルールを踏まえて~(開示と対話のベスプラ指針案)」策定に関わった西村あさひ法律事務所弁護士の武井一浩氏と、日本IR協議会専務理事の佐藤淑子が行動指針の趣旨を解説した上で、主な論点についてディスカッションします。 |
15:35- 15:45 |
休憩 |
15:45-17:00 |
<講演> コーディネーター: ○中長期に企業価値を向上するためには、IR活動で財務諸表に表れにくい価値を説明し、株主・投資家との対話につなげるIRが重要です。このセッションでは、企業のIR責任者とESG投資の専門家がパネリストとして登壇し、ESGに関わるIR活動や、ESG投資のための株価指数の算出ポイント、ESGアナリストの着眼点――などを報告。続くディスカッションでは欧米の先進的な動きも視野に入れ、企業価値向上に結びつく情報開示や対話のテーマを浮き彫りにしていきます。 |
《IRショーケース出展企業》
・アイプリオ・ジャパン・エルエルシー
・ウィルズ
・QUICK
・ジェイ・ユーラス・アイアール
・有限責任監査法人トーマツ
・日本経済新聞社 デジタル事業BtoBユニット
《後援団体》
・日本取引所グループ(JPX)/東京証券取引所
・日本公認会計士協会
・日本証券アナリスト協会