IRプレミアム・大阪2016

2016.09.02

テーマ:  「ESG投資とIR」

ガバナンス推進の車の両輪と言われる「スチュワードシップ・コード」と「コーポレートガバナンス・コード」が揃って1年が経ちました。いわゆる「伊藤レポート」を加えた3つのプロジェクトには、長期的な企業価値創造の源泉としてのESGの重要性が織り込まれています。そういう中で、にわかに注目を浴びてきたのが「ESG投資」です。長期志向の投資家は、ESGという観点から企業の持続的成長と企業価値創造のプロセスを分析・評価し、投資判断を行い、運用リターンの向上につなげていきます。

しかし、多くの企業は、「ESG等非財務情報がどのように中長期的企業価値向上に貢献するかを説明するのが難しい」と感じており、「ESGに関して投資家は企業の何を見て評価しているのか?」「我々は何をどのように開示すれば良いのか?」「それらが実際の投資判断にどのように影響しているのか?」と言った疑問を抱えています。

そこで、今回は、このような疑問に対する解決の糸口を探るために、いち早く企業のESGを投資判断に組み込んできたニッセイアセットマネジメントで、チーフ・コーポレート・ガバナンス・オフィサー株式運用部担当部長(投資調査室)、ESG推進室長を務められる井口譲二氏に、ESG投資について講演して頂きます。

続いて、パネルディスカッションでは、ESGを考慮したIR活動に詳しい事業会社及びIR支援会社のパネリストの方々と井口氏をまじえて、投資家が求めるESGを中心とした非財務情報を織り込んだ対話や情報開示ついて議論していきます。

 

 開催概要


日時:
2016年9月2日(金) 午後1時30分(開場1時)~午後4時30分

会場:日本経済新聞社大阪本社1階カンファレンスルーム
   大阪市中央区高麗橋1-4-2 TEL:06-7639-7111(代)
http://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/corporate/outline/popup_osaka.html

主催 : 日本IR協議会/日本経済新聞社  

後援 : 日本取引所グループ