「IR基礎講座」開催

2013.09.24

対象となる方々:これからIR業務を担当する、IR業務を始めて日が浅い、といったIR担当者の方々を中心にしておりますが、IR部門の責任者や、IRを網羅的に学びたいという方なども、数多く参加しております。

学習内容と受講認定証:本講座は、IRの「基本」と、知っておくべき「最新テーマ」を組み合わせた学習プログラムにしております。IR実務や資本市場で活躍する方々が講義するため、「基礎」を上回るレベルという評価もいただきますが、後々、役立つ内容と確信しております。受講した方には「受講認定証」を発行します。

受講を機にIRスキルのレベルアップ:当協議会は、IR担当者の習熟度を評価、判定する「IRスキルのレベル評価システム」を実施しています。基礎講座受講後、「IRオフィサー・スキルアップ講座」や「IR実務講座」を活用すると「IR基礎力テスト」や「グループワーク」で、理論と実務の両面から能力向上に役立てることができます。

講師とプログラム:大きく分けて以下2種類のプログラムをご用意しております。

○規模や業種の異なる企業のIR担当者による事例報告
当協議会の首席研究員が「IRの基本と課題」で主要論点を解説するほか、
企業のIR担当者に「経営を支えるIR活動」、「株主・投資家の共感を高めるIR活動」、「対話を深めるIR活動」について、具体的に語っていただきます。

○専門家による資本市場の仕組みやアナリスト・投資家の視点に関する講義
「IRの基礎となる適時開示」では東京証券取引所の規則を中心に、情報開示制度の基礎を学習します。
続いて、「個人投資家の視点と望ましいIR」では個人向けツールや資料について、さらに「アナリスト・機関投資家に伝わるストーリーとは」、「アナリストの視点と企業のフェア・バリュー」、「機関投資家の視点と望ましいIR」でアナリスト・機関投資家が求める情報やIRのあり方を探ります。
時間の許す限り質問の時間を取り、最終講では「要点」をまとめて望ましい「IRオフィサー」像を描きます。

ネットワークづくり:第1日目には受講者相互の交流を深める懇親会も開催し、知識の習得ばかりでなく、ネットワークづくりにも最適な研修プログラムを構成いたしました。