「IR基礎講座」開催

2012.09.25



プログラム表  
*以下、講演内容は変更の可能性もございます
■プログラム(1日目)
9月25日(火)
13:30 主催者あいさつ 日本IR協議会 専務理事 前田利行
13:40 - 14:30 ① IRの基本と課題 日本IR協議会 首席研究員 佐藤淑子
14:30 - 15:30 ②グローバルな競争力を高めるIR
 ・会社概要、株主構成
 ・IRの目標・IRの組織・体制
 ・活動の変遷や実際(説明会や開示資料、海外IR、
 個人投資家向けIRなどのスケジュール、内容)
 ・経営戦略・海外戦略の強みをどう示しているか
 ・アニュアルリポートで挑戦した新しい取り組み
 ・グローバル競争力を高めるためのIR
 ・今後の課題と取り組み状況
☆ポイント
ファミリーマートは、11年IR優良企業大賞を受賞。IR部門は少人数だが質問に迅速に対応し、投資家の評価も高い。海外事業をテーマにした説明会やアニュアルリポートは、「IR優良企業大賞」の選定理由となった。
2012年も積極的にIR活動を展開している。
ファミリーマート 執行役員 広報・IR部長 兼 IR室長 池田知明氏
15:30 - 15:45 休憩
15:45 - 16:45 ③経営トップを支えるIR活動
 ・会社概要、株主構成
 ・IRの目標・IRの組織・体制
 ・活動の実際(説明会や開示資料、海外IR、
 個人投資家向けIRなどのスケジュール、内容)
 ・経営ビジョン、事業戦略の策定・公表へのIR部門の関与
 ・経営戦略にいかに投資家の視点を生かしているか
 ・今後の課題と取り組み状況
☆ポイント
日東電工は、粘着技術や塗工技術などをベースに、グローバルにシートやフィルム状の高付加価値製品を展開している。経営トップは"Flexible Technology Company"という経営ビジョンや中期経営計画の説明を通じて、企業価値向上を説明。IR部門はそれを支えるわかりやすいIR活動に取り組んでいる。12年3月末時点で外国人持ち株比率43.1%、個人持ち株比率22.8%。
日東電工 コーポレートコミュニケーション部 IRグループ長
板倉 正幸氏
16:45 - 16:50 休憩
16:50 - 17:50 ④ BtoB企業が認知度・理解度を高めるためのIR
 ・会社概要、株主構成
 ・IRの目標・IRの組織・体制
 ・事業内容をわかりやすく伝えるIR活動の実際
 (説明会や開示資料、ウェブサイト、株主総会など)
 ・BtoB企業であるがゆえの課題や取り組み
 ・今後の課題と取り組み状況
☆ポイント
パソナグループは、人材サービスの大手企業だが、近年は「就農」支援や「若者の就労支援」など企業理念に基づくユニークな取組みを差別化につなげている。また海外に進出する企業のサポートを軸に事業の幅を拡大している。IR活動では、海外戦略をテーマにしたスモールミーティングを開催したり、投資家の理解を助ける取り組みを実施。また株主総会を通じ個人株主へ事業の理解を促し、株主通信にはCSR情報を掲載するといった工夫もしている。
パソナグループ 執行役員 IR室長 進藤かおり氏
18:00 -19:15 懇親パーティー


*以下、講演内容は変更の可能性もございます
■プログラム(2日目)
9月26日(水)
10:00 - 10:10 ⑤第1日目の復習と第2日目のポイント
日本IR協議会 首席研究員 佐藤淑子
10:10 - 11:10 ⑥ アナリストの視点と企業のフェア・バリュー
 ・アナリストが最も重視している分析項目
 ・投資レーティング判断に至るまでの決定プロセスと主な判断項目
 ・日本株担当アナリストや機関投資家減少の影響
 ・IRで知りたい情報やIR担当者への要望
 ・経営者や事業部門責任者に望む説明やディスカッション
ドイツ証券 株式調査部 シニアアナリスト 風早隆弘氏
11:10 - 11:20 休憩
11:20 - 12:20 ⑦ 個人投資家から共感されるIR
 ・個人投資家に戦略的にアプローチするには
 ・個人投資家の情報源と接触タイミング
 ・「幅広く」「奥深く」。チャネルの効果的活用
 ・投資家視点にたったWebIRが共感を生む
 ・共感度を知る。測る。
 ・ソーシャルメディア、スマホへの構えと対応
野村インベスター・リレーションズ クリエイティブグループ
シニアコンサルタント 中村貴彦氏
12:20 - 13:20 昼食
13:20 - 14:05 ⑧ 投資の基礎用語解説とアナリスト・機関投資家の仕事
日本IR協議会 首席研究員 三宅 茂
14:05 - 14:15 休憩
14:15 - 15:15 ⑨ IRの基礎となる適時開示
 ・ディスクロージャー・IRの意義
 ・適時開示の概要とIRとの関係
 ・適時開示にあたっての基本的な留意点
 ・適時開示に関する最近の動向
東京証券取引所 上場部長 松崎裕之氏
15:15 - 15:25 休憩
15:25 - 16:25 ⑩投資家の視点:ガバナンスにおけるIRの役割
 ・「コーポレートガバナンスとは事業を営む会社が投資家に株を買ってもらうために行うものであり、自己アピールに他ならない」と考える講師が、会社にとって最も適切なガバナンスの形とは何かを考え、投資家に積極的に情報発信する重要性を語ります。投資家側が情報発信におけるサウンディングボードの役割を果たすことの大切さも述べていきます。
ブラックロック・ジャパン ディレクター 運用部門
コーポレートガバナンス・チーム 
江口高顯氏
16:25 - 16:45 ⑪2日間の総括   日本IR協議会 首席研究員 佐藤淑子
開催概要