第235回IRサークル(会場参加 グループ・ディスカッション)

2025.03.13

セルサイドアナリストの視点とIR活動への期待

2025年3月13日(木)、第235回IRサークルを開催いたします。
今回は、少人数(1グループ5-6名規模)のグループ・ディスカッションと講演を組み合わせたプログラムとして開催いたします。

さて、セルサイドアナリストのおもな役割として、投資者に対して、投資先発掘さらに価格発見機能を促し、資本市場の活性化と適切な発展を支援する重要な一角を担っていると考えられます。ITの進化とともに情報アクセスコストが下がり、金融工学の高度化とともに、取引形態や投資商品の多様化・複雑化が増し、MiFID IIにみられる規制導入など、さらには証券会社はじめプレイヤー間の競争激化が加わり、セルサイドアナリストの絶対数や業務内容に大きな影響を与えていると思われます。しかしこれまで同様、個社・業界を深く分析し、企業価値創造の本質を見極め、それを投資者に伝えるという役割は変わるものではなく、IR活動における、セルサイドアナリスト攻略は、企業ごとに優先順位はあるにせよ、重要な戦略の一つであることは間違いありません。

今回のテーマは「セルサイドアナリストの視点とIR活動への期待」です。長年にわたり、証券アナリストとして、自動車セクターはじめ、多様な業種を担当し、数あるアナリストランキングでも上位の常連で名を連ねて来られ、現在は、後進アナリスト育成や上場企業の指南役として、また、公的機関での委員活動や、開示に関するアワード審査・評価など幅広くご活躍中の、松島憲之様にご講演をいただきます。後半は、ご参加の皆さんによるグループ・ディスカッションと交流の時間を設けさせていただきます。