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IR特別講座
2026.03.25
サステナビリティやガバナンスに関する知見を深める“特別講座”
日本IR協議会は、2023年3月からIR責任者・担当者が知見を深めるべきテーマを設けた「IR特別講座」を開講しております。今回もサステナビリティやガバナンスへの取り組みに焦点をあて、IR活動を高く評価されている企業の事例や機関投資家の視点なども取り込んだプログラムといたします。加えて、関心が高まっている海外IRや株主ターゲティングの現状や留意点などに関するプログラムも盛り込みます。
<対象者>IR業務の担当者、IR部門責任者を含め最新情報の習得を希望する方。また、サステナビリティ/ESG部門、株主対応(SR)部門など関連部門の方など。
❖プログラム 3月25日(水)10:00~15:20
10:00-10:05 講座受講に関するご案内
10:05-10:35
❶「持続的成長を導くIR」
講師:日本IR協議会 専務理事 佐藤 淑子
日本株上昇を期待する市場関係者が増えるなか、IRへの関心も高まっている。 ただ企業を取り巻く環境は大きく変わり、市場での評価にも影響を及ぼしている。先行きを見通しにくいなか、IR活動では従来以上に中長期で企業価値を向上し、持続的に成長する力を示す姿勢が重要になる。その論点をIR優良企業賞応募企業のトレンドや取り組みなどを基に解説する。
10:40-11:30
❷「持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するIR活動」
講師:積水化学工業 コーポレートコミュニケーション部 IRグループ長 岡田 邦彦 氏 / コーポレートコミュニケーション部 IRグループ IR担当課長 神谷 俊明 氏
○サステナブルな社会の実現と、会社の持続的な成長との両立を目指す取り組み
○資本市場との建設的な対話を通じ、企業価値を育む好循環を生み出すIR活動
○質疑応答
★ポイント
積水化学は、詳細な情報開示やIRイベントの拡充など、資本市場から高く評価されるIR活動を長く継続している。サステナブルな社会の実現に向けたイノベーションに関する発信にも積極的で、2025年1月に量産化を発表した「ペロブスカイト太陽電池」事業も注目を集めている。企業価値向上を目指す経営をどのように資本市場と共有しているか、活動事例を中心にお話しいただく。*2023年度「IR向上企業プレミアム」「IR継続企業プレミアム」に選定。2025年度「“共感!” IR賞」に選定。
11:40-12:30
❸「マルチステークホルダーとの共創による企業価値拡大を資本市場と共有する取り組み」
講師:中外製薬 広報IR部 IRグループマネジャー 櫻井 貴之 氏 / 広報IR部 IRグループ 山田 弥生 氏
○全社的に取り組む社会課題解決と企業価値拡大
○「開示」と「対話」の両輪を重視し、幅広く展開しているIR活動
○コーポレート・ガバナンス強化による資本市場との価値共有
○質疑応答
★ポイント
中外製薬は、IR活動のレベルが高いといわれる医薬品業界の中でも継続して活動内容を評価されている。経営トップのリーダーシップのもと、研究開発関連のイベントが充実していることに加え、社会課題解決と企業価値拡大の結びつきやコーポレート・カバナンスに関する説明も強化している。様々な企業の参考になると思われる活動事例をご紹介いただく。*2020, 2023年度「IR優良企業賞」、2025年度「IR優良企業特別賞」受賞。
12:30-13:30 昼食休憩
13:30-14:20
❹「対話による企業価値向上 -機関投資家が重視するIR活動- 」
講師:ラザード・ジャパン・アセット・マネージメント ディレクター ポートフォリオ・マネージャー/アナリスト 福田 智美 氏 (Ph.D.)
○長期的な時間軸に基づく投資家の視点
○企業との対話やエンゲージメントの実際
○コーポレート・ガバナンス改善に向けた課題
○さらなる企業価値向上につながるIR活動への期待と提言
○質疑応答
★ポイント
企業のIR活動においては財務情報に加え非財務情報の開示も拡充されているが、その一方で企業価値向上に結びつくプロセスをどのように資本市場と共有するか、という本質が問われている。長期視点の機関投資家として、数多くの企業との対話やエンゲージメントを行ない、財務・非財務の両視点から調査・分析を行っている立場から、企業価値向上につながるIR活動のポイントについてお話しいただく。
14:30-15:20
➎「効果的な海外IR(ターゲティングとメッセージ構築)」
講師:ジェイ・ユーラス・アイアール ディレクター 原山 真紀 氏
○トラッキング&ターゲティング
○海外投資家とのコミュニケーションにおけるポイント
○資本市場の声を取締役会へ届ける手法
○質疑応答
★ポイント
株式市場が活性化している中、自社のあるべき株主構成の検討や、海外投資家向けIR活動強化の動きが顕在化している。建設的対話を目指したターゲティング、「郷に入っては郷に従え」のメッセージ構築、関心を喚起するための主体的対話、取締役会へ株主の評価懸念を報告するポイント、などについて、幅広くIR支援業務を展開している立場よりお話しいただく。
