IRカンファレンス2025(会場受講)

2025.12.19

高度化する経済と資本市場~IRの果たす役割

日本IR協議会と日本経済新聞社は、「高度化する経済と資本市場~IRの果たす役割」を総合テーマとして、12月19日(金)に「IRカンファレンス2025」を共催いたします。今回は東京・大手町の会場で参加者のみなさまをお迎えするとともに、内容をオンライン配信する“ハイブリッド”形式にて開催いたします。

開催概要  

日 時:  2025年12月19日(金)メインホール10:30開演(10:15開場) ※分科会9:30スタート(9:00開場)
テーマ: 「高度化する経済と資本市場~IRの果たす役割」
主 催:  日本IR協議会、日本経済新聞社
後 援:  日本取引所グループ(JPX)/東京証券取引所、日本公認会計士協会、日本証券アナリスト協会
方 式:  会場参加とオンライン参加によるハイブリッド開催 
             ※分科会のオンライン配信はございません
             ※開催後にアーカイブ配信も予定しております
会 場:  大手町プレイスホール&カンファレンス(東京都千代田区大手町二丁目3番1号)
     https://otemachi-place-hc.jp/access.html
              ※地下鉄大手町駅A5出口より直結、JR東京駅丸の内北口より徒歩7分
配 信:  オンライン配信は、Brightcove にて実施いたします。 お申込みの際はアクセス環境をご確認ください。
      Brightcove Player システム要件

全体プログラム 

 ※プログラム内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

9:00開場(2Fメインホールは10:15開場)
9:30~10:15 IR分科会[朝パート] ※分科会のオンライン配信はございません。
 10:30~11:15 

【基調講演】「コーポレートガバナンス改革の実質化に向けた論点と方向性」
 <講師> 京都大学 経営管理大学院  客員教授 上田 亮子氏

コーポレートガバナンス改革の実質化に向けた取り組みが続いています。近年では金融庁と東京証券取引所は、「コーポレートガバナンス改革の実践に向けたアクション・プログラム2025」において「稼ぐ力の向上」「情報開示の充実・投資家との対話促進」などの5つの課題と今後の方向性を示しました。2026年にはコーポレートガバナンス・コードの改訂も予定されており、企業の持続的な成長と企業価値向上に向けて、さらなる取り組みが期待されています。ただ株主・投資家の間との認識ギャップは常に存在します。企業のみならず、双方がガバナンス改革の目的を改めて認識し、従来以上に建設的に向き合う姿勢が重要と考えられます。

基調講演では、「スチュワードシップ・コード及びコーポレートガバナンス・コードのフォローアップ会議」のメンバーでもある京都大学 経営管理大学院 客員教授 上田 亮子 氏に、コーポレートガバナンス改革の実質化に向けた論点と今後の方向性を中心にお話いただきます。                     

11:15~12:30  ブレイク(2Fメインホールは閉場)
11:30~12:15 IR分科会[昼パート]※分科会のオンライン配信はございません。

  12:30~14:00 
 【IR優良企業賞2025表彰式】
主催者挨拶  手代木 功 (日本IR協議会会長/塩野義製薬 代表取締役会長兼社長CEO)
 審査講評     北川 哲雄 氏(IR優良企業賞審査委員長/青山学院大学名誉教授/東京都立大学特任教授)
 受賞企業へのトロフィー授与と経営トップの方によるスピーチ

14:00~14:30   ブレイク

  14:30~15:45 
 【パネルディスカッション】「高度化する経済と資本市場~IRの果たす役割」
  <パネリスト>
  アシックス 常務執行役員CFO 林 晃司氏
  コマツ 代表取締役(兼)専務執行役員CFO 堀越 健氏
  アモーヴァ・アセットマネジメント サステナブルインベストメント部 共同部長 小松 雅彦氏
 <コーディネーター>
  日本IR協議会 専務理事  佐藤 淑子

企業と資本市場を取り巻く環境は激変しており、従来以上に綿密な情報開示と経営トップによる対話の拡充、経営のモニタリング体制の説明などが重要になっています。近年「IR優良企業」に選ばれている企業は経営層が投資家の視点を踏まえて経営戦略を策定し、対話で得られた気づきなども活用しています。情報開示のタイミングや内容にも気を配り、投資家との距離感を縮める行動をとっています。ガバナンス体制の軌跡をIRで説明したり、社外取締役が投資家と対話する機会を設けたりという活動も進めています。一方、投資家サイドの観点からは、日本義資本市場における企業価値の評価は、さちに高まる余地があるとみられています。

今回は上場企業の経営層としてアシックス 常務執行役員CFO 林 晃司氏、コマツ 代表取締役(兼)専務執行役員CFO 堀越 健氏、機関投資家としてアモーヴァ・アセットマネジメント サステナブルインベストメント部 共同部長 小松 雅彦 氏をお迎えしてディスカッションします。コーディネーターは日本IR協議会専務理事の佐藤淑子が担当する予定です。

 15:45  パネルディスカッション終了(2Fメインホールは閉場)
 16:00~16:45 IR分科会[夕パート]※分科会のオンライン配信はございません。 
 16:45 全プログラム終了

 

IR分科会

1Fにて開催 朝パート①~④ 9:30-10:15、昼パート➄~⑧ 11:30-12:15、夕パート⑨~⑫ 16:00-16:45
※IR分科会のオンライン配信はございません
※IR分科会のご参加は、お申込み時に登録が必要です。IR分科会だけのお申込みは出来ません
※分科会により配信用の撮影が入ることがございます。個人が特定されないよう留意して撮影いたしますのでご了承ください

朝パート 9:30~10:15◆ ※ドリンク付き
         【分科会①】             

Euroland IR
「AIを活用したデジタルIR戦略」

◎講師:Euroland IR マネージングダイレクター  ジェニー・ジー・ホァン/Jenny Jie Huang 氏
顧客に合わせてカスタマイズされたIR Webページを紹介する。AI技術を活用しながらマルチ言語に対応し、企業と投資家の対話をより強化するための最新ツールのデモンストレーションを行う。

          【分科会②】          

ストリームライン 
「IR資料の作成プロセスを完全公開! 多忙なIR担当者のための明日から使えるパワーポイント資料作成術」

◎講師:ストリームライン  デザイングループ マネージャー  平林 宗二郎 氏
「時間がない。でも品質は上げたい…」そんなIR担当者必見。180社を超える実績から導く「構成」と「デザイン」の"押さえるべきポイント"を、実際のプロセスに沿って徹底解説します。

          【分科会③】         

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス
「同意なき買収の最新動向とIR対応

◎講師:森・濱田松本法律事務所外国法共同事業 パートナー弁護士 金村 公樹 氏、(モデレーター)S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス イシュアーソリューションズ ヘッド・オブ・ジャパンアドバイザリー 伊奈 伸一 氏
活発化する同意なき買収の最新動向について、企業法務の最前線で活躍する金村弁護士に解説いただきます。企業のIR・SR業務において留意すべき点は何なのか、理解を深める機会になると考えます。

       【 分科会④】         

野村インベスター・リレーションズ   
第一部「情報開示をめぐる動向と価値創造ストーリーについて」第二部「スポンサード・リサーチについて」

◎講師:野村インベスター・リレーションズ  ソリューション部  小早川 海夏 氏、ソリューション部  遠藤 哲 氏
第一部では、情報開示をめぐる動向や情報開示の中核となる「価値創造ストーリー」などをご説明。第二部ではスポンサード・リサーチを利用するメリット、投資家の利用状況などをお伝えいたします。

昼パート 11:30~12:15◆ ※軽食(ミックスサンドイッチ)・ドリンク付き
    【分科会⑤】      

インフォネット
「株主・投資家との対話を深める ~今IRサイト担当者に求められる情報開示戦略~」
◎講師:インフォネット メディアプロデュース部 マーケティングユニット 村岡 祐輔 氏
投資家に“選ばれる企業”には理由がある。株主・投資家と企業を結ぶWebサイトをいかに設計すべきか、情報の伝え方、見せ方の工夫を、事例を交えながら解説します。【特典】IR情報 分析資料を無料提供。

          【分科会⑥】          

タイグロンパートナーズ
「激変するIR-今求められる次世代のIR人材とは?」
◎講師:浜辺真紀子事務所 代表 大塚商会 独立社外取締役 日本マクドナルドホールディングス 独立社外監査役/元ヤフー(現LINEヤフー)SR(ステークホルダーリレーションズ)本部長  浜辺 真紀子 氏、タイグロンパートナーズ マネージングディレクター(IR/社外役員領域担当)小口 敏樹 氏
対話型IR、ESG、株主重視、グローバルガバナンス圧力など、IRが重要な経営アジェンダとなる中で、元ヤフーIR責任者である浜辺氏が、IRの最新潮流を踏まえ、次世代のIR人材像について解説します。

           【分科会⑦】           

リンクソシュール
「PERを最大化するIR ―資本市場の“期待”を紡ぐコーポレートブランディング」
◎講師:リンクソシュール 代表取締役社長
    日本IRプランナーズ協会 理事 白藤 大仁 氏
PER最大化の観点から、資本市場の期待を紡ぐIR戦略の重要性が増しています。未来に成長する確からしさを高めるための、資本市場に向けたコーポレートブランディングサイクルについて解説します。

            【分科会⑧】           

インベスター・コミュニケーションズ
①「ディスクロージャー優良企業」のIR開示戦略  ② スポンサード・リサーチの新機軸~機関投資家と個人投資家を一気通貫にアプローチする新戦略~
◎講師:インベスター・コミュニケーションズ 代表取締役  富田 耕輔 氏
①開示支援先企業の取組事例を通じ、アナリスト・機関投資家に支持される開示のヒントを探ります。②スポンサード・リサーチを機関投資家だけでなく個人投資家へのアプローチにも活用する事例を紹介します。

パート 16:00~16:45◆ ※ドリンク付き
         【分科会⑨】             

ウィルズ
「統合報告書×パーパスブランディング」

◎講師:エスエムオー CEO 齊藤 三希子 氏、富士フイルムホールディングス コーポレートコミュニケーション部 ブランドマネージメントグループ マネージャー 松永 麻衣子 氏、ウィルズ 常務取締役・コーポレートコミュニケーション本部長 山本 章代 氏、ウィルズ コーポレートコミュニケーション本部CCソリューション部 事業企画グループ長 間宮 孝治 氏
統合思考経営にとって理念やパーパスの浸透は最重要課題のひとつです。統合報告書の制作を通じてパーパスのブランディングする方法を探ります。

          【分科会⑩】          

ジェイ・ユーラス・アイアール 
「アクティビスト・同意なき買収時代の攻めのIRの進め方 」

◎講師:ジェイ・ユーラス・アイアール ディレクター 鈴木 紀子 氏、ディレクター 原山 真紀 氏
アクティビストや同意なき買収が激化する環境において、戦略的な攻めのIRの推進が求められています。IRの観点から、最新の動向や平時のIRの留意事項、IRに求められる役割について徹底解説いたします。

          【分科会⑪】         

アバントグループ
「資本コスト経営の架け橋となるIR部門 ~投資家と社外取締役を繋ぐ経営企画部門の挑戦~

◎講師:グループCSO/アバント取締役 諸井 伸吾 氏
投資家との対話で資本効率について深い議論が求められていませんか?そのために必要なのが、俯瞰的な視点と計算力です。様々なシナリオ毎にIR戦略・経営戦略を支援する武器を紹介します。

       【 分科会⑫】         

Straker Japan   
「AIが拓くIRの未来 - 海外投資家と企業をつなぐ新たな選択」

◎講師: ストレイカーグループ 日本・アジア地域 戦略・事業統括シニア・バイスプレジデント 三森 暁江 氏
AIを活用した新しいIRソリューションで、企業は人的な制約を超え真に伝えたいメッセージを世界の投資家へスピーディに届けられます。

 

IRショーケース

2Fメインホール前にて終日展示 10:00~16:30

❶インベスター・コミュニケーションズ
IR開示コンサルティング(中期経営計画・決算開示)から資料制作までを一気通貫で支援。IRの業務負担軽減や投資家との対話機会創出など、当社の支援全容を、事例を交えてご紹介します。
➋S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンス
 金融市場・競合他社・各社のパフォーマンス・モニタリング業務の効率化に加え、株主の獲得と定着株価評価の向上、ボラティリティの低下を実現する一連のソリューションを提供しています。
❸インフォネット
 IR活動における情報発信の高度化を支援すべく、Webサイトの構築・改善を基軸に、統合報告書や説明会資料、翻訳までを一貫してサポート。企業価値を的確に伝える情報開示体制の実現を支援。
➍ストリームライン
 当社の資料作成支援事業から生まれた、上場企業約3,400社のIR資料をスライド単位で検索できる新サービス「LEAD SEARCH」。デモンストレーションを交えながら、その機能についてご紹介いたします。
❺エイアンドピープル
 欧米では説明責任に不可欠な「プレインランゲージ」が定着。DX・AIとも相性が高く、翻訳もスムーズなプレインランゲージで、A&Peopleは英文IR資料の明確で円滑な情報発信をサポートします。
❻アイ・ディー・エス
 日英同時の英文開示に特化した翻訳サービスを提供。当日は、米日の英文事例から開示用語の採用傾向等をご紹介します。同時開示の実現や負担軽減のご相談も承りますので、ぜひお立ち寄りください。
❼川村インターナショナル
 日英同時開示に対応できる金融分野に特化したAI翻訳ツールの導入支援から、統合報告書や有価証券報告書などの翻訳コスト削減まで、翻訳の課題をお持ちの方はぜひお気軽にお立ち寄りください。
➑サン・フレア
 年間1300社以上のクライアント実績を誇る国内最大級の翻訳会社です。IR専門チームでは財務情報、非財務情報などIRに関するドキュメントを高品質・スピーディーに対応致します。
❾ジェイ・ユーラス・アイアール
 「面白かった」- そう思っていただけるように、創業25周年のIRコンサルティングのパイオニアが1日限りの特別なショーケースをご準備してお待ちしております。