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IR実務短期集中講座(会計・企業財務編)
2012.08.07
2012.08.07
対象となる方々:
○投資家対応のときに企業財務やバリュエーションの知識の必要性を感じる
○企業経営に必須の投資意思決定や企業価値評価(クロスボーダーを含む)などを体系的に学びたい
○IRを理論的に考え、自社のIR活動を改めて見直したい――といったIR部門、企画・財務部門の方々
学習内容と受講終了証: 企業財務とバリュエーションの理論を、演習や事例によって体系的に学びます。IRを理論的に見つめ直すグループワークも実施。PC(エクセル)を使った企価値評価や受講者同士のディスカッションの時間も設け、3回受講していただいた受講者には、「受講認定証」を発行します。
講師(敬称略):
●砂川伸幸(神戸大学大学院経営学研究科教授・京都大学経営管理大学院客員教授)/ファイナンスと企業価値評価の専門家で投資銀行のアドバイザーなども兼務。東京(2010年)、大阪(2011)でのIR実務講座で講師を務め、好評を得る。CFO FORUMにコーポレート・ファイナンスの各テーマを連載中。
●円谷昭一(一橋大学商学部准教授)/「会社業績予想における経営者バイアスの影響」『証券アナリストジャーナル』、「経営者業績予想の駆け込み修正の研究-その実態と実証会計学への影響-」『証券アナリストジャーナル』など論文多数。日本IR協議会客員研究員として企業のIR担当者との交流も活発。
●佐藤淑子(日本IR協議会首席研究員)/実務と理論を橋渡しする「IR基礎講座」「IR優良企業講座」などで豊富な実例を用いた講義を担当。青山学院大学専門職大学院会計プロフェッション研究科非常勤講師を兼務。
ネットワークづくり:本講座のもう一つの目的は、受講者の方々が議論し、情報交換する場の提供です。理論が変わることがあっても人脈は生き続けます。講義中はもとより、開始前や休憩時間、懇親会などを利用して、同じ目的をもつ仲間の輪を広げてください。
資本コストや資本利益率などの財務指標と成長戦略を関係づけて議論できるIRオフィサーは、アナリストや機関投資家から高い評価を得ることができます。財務部門や企画部門の方は、事業部が掲げる成長戦略を財務的に分析することで、経営会議等での説明力を高めることができます。本講座を経営幹部育成のための研修としてもご活用いただけると幸いです。
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日時 | テーマと内容 |
第1回目 |
会計の視点から見るIRの重要性(担当:円谷昭一) 会計・企業財務理論から見るIRの重要性 バランスシートの強化、資本の再配分、株主還元 将来予想をいかに伝えるか――業績予想、中期経営計画 会計の最新トピックスとIRへの影響 企業財務とバリュエーション入門(担当:砂川伸幸) 企業と投資家、コーポレート・ファイナンス概要、DCFバリュエーション入門 |
第2回目 8月8日(水) 14:00-17:00 |
資本コスト・サステイナブル成長・企業価値評価(担当:砂川伸幸) CAPMと株式の資本コスト・WACCとその推定 IR活動と資本コスト低下の可能性 サステイナブル成長と企業価値:価値を毀損する成長、価値を高める成長 株価指標(PER、PBR)と資本コスト DCF法による企業価値評価:エクセル演習 |
第3回目 8月9日(木) 14:00-17:00 |
ケーススタディーを使った企業価値評価(担当:砂川伸幸) 企業経営・IR活動と企業価値評価:エクセル感度分析 資本政策の評価 クロスボーダー&Aにおけるバリュエーション:割引率と為替 資本コストとIR・グループワーク(担当:佐藤淑子) (1)IR活動について意見交換を行います。IR関係者は下記の点について簡単なレポート(A41-2枚程度)を作成してきてください。 ・自社のIR組織の概要と企業内での情報収集 ・投資家やアナリストの意見で参考になったこと ・IRミーティングで答えにくかった質問(鋭い質問) ・社内向けIR活動や「フィードバック」の実例 (2)企業財務理論を意識したIR戦略を考察します。IR優良企業の事例を参考に、 課題への対応をグループでディスカッションし、発表します。 終了後懇親会を予定しています。 |
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日 時 : | 2012年8月7日(火)、8日(水)、9日(木) 3日間の講座 ○第1日目 7日(火) 13:30-17:00 ○第2日目 8日(水) 14:00-17:00 ○第3日目 9日(木) 14:00-17:00(終了後、懇親会) |
会 場 : | 日本工業倶楽部 (東京都千代田区丸の内1-4-6 電話03-3281-1711) |
主 催 : | 一般社団法人 日本IR協議会 |
参加定員 : | 30名(定員になり次第申込み締め切り) |
参加費 : | すべて税込の金額です 会員/27,000円 非会員/50,000円 (テキスト、懇親会の費用を含みます。3日間参加した方には、認定証を交付します) ※遠隔地割引:当会のデータベースに登録されている勤務先住所が首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)以外の方の参加費は以下とします。 会員/22,000円 非会員/41,000円 ※原則は3日間通しての参加ですが、申し込み状況によって、1日ごとの参加も受け付けます。 各回1名:会員/9,500円 非会員/18,000円 (3日目の懇親会に参加する場合は、懇親会費:1名 3,000円 を別途ご負担ください) 遠隔地割引:会員/7,500円 非会員/15,000円 ※キャンセルをお受けする日時は開催日の2営業日前(8月3日)の17時までです。それ以降にキャンセルまたは当日ご欠席された場合は、いかなる理由があっても参加費をお返しすることができません。 ※キャンセルはお電話のみにて受け付けます(担当:野池03-5259-2676) ※お申し込み確認後に請求書をお送りいたします。8月末日までにご入金願います。 |
そ の 他 : | ○講義には電卓、ノートPC(第2日目、第3日目)を持参ください。 ○講義ではパソコンを利用した財務モデルを取り上げますので、パソコンを持参して下さるようお願いします。持参できない方はあらかじめ申し出てください。実費でパソコンを貸与しますが、レンタル代2日間で1万円を申し受けます。 ○テキストは当日配布するパワーポイントを使用します。 参考文献:「日本企業のコーポレートファイナンス」 砂川 伸幸、川北 英隆、杉浦 秀徳著 日本経済新聞出版社 「IR戦略の実際」(第2版)佐藤 淑子著 日本経済新聞出版社 ○宿泊の必要な方は、参加者ご自身でご手配いただきますようお願いします。 ○当日は、お名刺を受付にご提出ください。 |
参加申込み : | ※1回ごとの参加を希望される方は、メールで配信しております参加申込書にてFAXでお申込みください。 |