第65回中小型株企業部会

2018.12.06

「新ルール導入でIRはどう変わるか、中小型株企業への影響は
FDルール、MiFIDⅡなどを踏まえて」

※本セミナーは定員に達した為、申込みを締切らせていただきました

当協議会は、12月6日(木)に「第65回中小型株企業部会」を上記テーマにて開催します。

2018年の株式市場におきましては、2つの新ルール施行が多方面に波紋を広げて参りました。我が国では4月にフェア・ディスクロージャー・ルール(以下FDルール)が施行され、企業が公平性を求めるあまり、短期的な情報開示の後退を危惧する見方がある一方、アナリストが中長期的な企業価値評価に軸足を移すようになれば望ましいとの声も聞かれます。また欧州では1月に第二次金融商品市場指令(以下MiFIDⅡ)が施行され、運用会社はリサーチの内容とコストにより厳しい目を向けるようになりました。これを受けて主にリサーチを提供するブローカーの一部では、差別化を図るべく中小型株企業の調査を強化する動きなども表れているようです。

今回の部会では、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 リサーチ担当役員補佐 インベストメントリサーチ部長 塩原 邦彦 様にご講演を頂きます。同氏は自動車セクター・アナリストとしての実績があり、近年は同社リサーチ部門のヘッドとしてアナリスト部隊を統括する立場におられます。今回は2つの新ルール施行を受けて、投資家・アナリストの行動原理にどのような変化が表れてきているのか、これに対して企業側がIR活動において留意すべき姿勢などについて考え、投資家目線で評価できる企業の事例等にも言及していただきます。