第57回中小型株企業部会

2016.12.03

テーマ:「IR活動の予算~予算獲得・配分とIR支援会社の利用のポイント(仮)」

米国の利上げ観測、欧州ではブレグジットの影響、中国経済の不透明感、そして日本のマイナス金利の功罪等が取沙汰される中、年末から2017年に向けて新しい世界の枠組みが議論されていこうとしています。
わが国では、2つのコードに背中を押される形で投資家と企業との対話がますます進んでおります。今こそ“攻めのIRを”と意気込み、来年度のIR活動を組み立てていくことに思案されているIRご担当の方も多いことでしょう。
年明けにかけて、3月期決算企業では来年度の戦略策定と予算の獲得が本格化していきます。IR活動においても、必要な予算をいかに獲得し、どのような施策に配分するか、IRご担当者様の腕の見せどころとなります。
今回の中小型株企業部会では、IR戦略との関係からどのように予算を獲得すべきか、また、いかなるIR施策に予算を配分すべきかを検討していきます。同時に、IR施策の実行に当たっては、社内リソースの関係から限界がある場合のIR支援会社をどのように活用したらよいか、といった点についても探っていきます。
今回の部会では、前半にこの分野で経験を積まれた宝印刷株式会社 執行役員ディスクロージャー研究一部長 鎌田浩嗣様から、IR活動予算獲得・配分とIR支援会社の利用のポイントについてご講演頂きます。続いて後半のグループ討議では、皆様各社ごとの事情・スタンスを披露いただき意見交換することによって、議論を深めていきたい所存でございます。