IRプレミアム・大阪2017

2017.09.01

見えない価値の見える化
~ESG情報を企業価値につなげるIR~

ガバナンス推進の車の両輪と言われる「スチュワードシップ・コード」と「コーポレートガバナンス・コード」が揃って2年超となりました。このダブルコードには、長期的な企業価値創造の源泉としてのESG情報の重要性が織り込まれました。しかし、多くの企業は開示すべきESG情報を明確に定める難しさを感じています。また、ESGを評価軸にする投資家も増えてきたものの、その調査・分析方法は様々であり、企業が開示しようとするESG情報と投資家のニーズとの間にギャップがあるといったケースも見受けられます。

日本IR協議会では、全上場企業を対象とした「IR活動の実態調査2017」を本年4月に公表しましたが、非財務情報(含むESG)開示の課題として、「非財務情報を企業価値に結び付けて開示・説明すること」がトップに挙がりました。これは、財務諸表に表れない価値、即ち、「見えない価値」を投資家が重視するROEなどの「見える価値」にどう結び付けていくのかを悩んでいることを意味しています。

「IRプレミアム・大阪2017」では、このような疑問に対する解決の糸口を探るために、先ず基調講演として、定性的であるESG情報を定量化し企業価値に関連付ける説明にいち早く取り組んできた、エーザイの常務執行役CFO 柳良平氏に、「見えない価値の見える化~ESGとROE経営の同期化」をテーマにお話し頂きます。続くパネルディスカッションでは、柳氏に加えて、企業と運用会社からのパネリストの方々と3名で、ESG情報を企業価値につなげるIRについて議論していきます。

 

 開催概要


テーマ:「見えない価値の見える化~ESG情報を企業価値につなげるIR

日  時: 2017年9月1日(金) 午後1時30分(開場1時)~午後4時30分

会  場: 日本経済新聞社大阪本社 1階カンファレンスルーム
   大阪市中央区高麗橋1-4-2 TEL:06-7639-7111(代)
http://www.nikkei.co.jp/nikkeiinfo/corporate/outline/popup_osaka.html

主  催 : 日本IR協議会/日本経済新聞社  

後  援 : 日本取引所グループ